本区における区民参加は、前述のように、昭和四十年代の後半から始まる「区民の声を聞く会」「区政モニター」「施設広聴会」のもとに進められている。
【行政対策プロジェクトチームが発足】 このような制度に加えて、より一層区民の意思に密着した行政実現のために、区は、五十一年四月、庁内に「港区地域行政対策プロジェクトチーム」を設けた。同チームは、同年十一月に、地域行政の体系化と分権化を内容とした「地域行政拠点の創造」と題する報告書を区長に提出した。区は、今後、これを基礎として区民参加のシステムをつくろうとしている。