国民年金が発足してまだ日が浅いために、現在では年金受給者の約半数が福祉年金の受給者であるが、この福祉年金の種類と年金額は表8のとおりである。
表8 各年度末現在福祉年金受給権者数
区分 年度 | 老 齢 | 障 害 | 母 子 | 老齢特別 給付金 | 計 |
昭和四七 四八 四九 五〇 五一 | 人 五、〇四八 五、六八二 六、四四五 七、〇五六 六、八〇九 | 人 二二〇 二五七 二九二 三五二 三七〇 | 人 五 一 一 〇 〇 | 人 ― 一、四四一 七一五 〇 〇 | 人 五、二七九 七、三八一 七、四五二 七、四〇八 七、一七九 |
【老齢福祉年金】 とくに、老齢福祉年金についてみると、区内の七〇歳以上の人口は、五十二年一月一日現在一万九五一人、六九歳人口は一三七六人で合計一万二三二七人である。このうちで老齢福祉年金の受給者は五四八二人(四四・五%)に上り、厚生年金など公的年金受給者が三八八四人(三一・六%)、十年年金・五年年金受給者一一九〇人(九・六%)となっている。