目次
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第二編
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第八章 労働と福祉
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第五節 社会福祉
(四) 保育園の普及
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【乳幼児のための社会福祉施設】 保育園は、職業や疾病などで母親が昼間の養育にあたれない幼児のための児童福祉施設である。戦前は託児所といわれ、主として貧困家庭の学齢前児童を預かる施設であったが、戦後は昭和三十年代の経済成長期での働く婦人の増大とともに、保育園も急速に増加した。