目次
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第二編
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第八章 労働と福祉
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第五節 社会福祉
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(六) 老人福祉
老人健康診査
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老人福祉法にもとづいて六五歳以上の全員にたいして行なわれている。受診率は約半数、受診しない理由の多くは「自分で医者にかかっている」「健康だから」というのが多いが、「一人で会場まで行けないから」が約一〇%もある。四十三年からは、往診による健康診査も行なわれており、その充実が期待されている。
【有病者には精密検査実施】 健康診査の結果は、受診者のうち約八五%に病患があり、主なものは高血圧性疾患、心臓疾患、胃腸炎となっている。有病者のほとんどが精密検査を受けている。