前期の遺跡

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 前期の遺物が発見されている遺跡は多いが、遺構は少ない。とくに、貝層と住居様の竪穴遺構が発見された本村町貝塚(No.51)、竪穴住居跡が検出されている近江山上藩稲垣家屋敷跡遺跡(No.133)とこれに連続する陸奥八戸藩南部家屋敷跡下層遺跡(No.99)、前期の一連の土器が出土した伊皿子貝塚遺跡は重要である。
 他に、東宮御所内遺跡(No.5)・長門萩藩毛利家屋敷跡遺跡・善福寺寺域遺跡(No.115)・旧白金御料地遺跡出土遺物にまとまった資料がみられる。