中期の遺跡

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 中期の遺跡は、伊皿子貝塚遺跡(No.60)、三田台町遺跡(No.75)、亀塚公園遺跡(No.56)、石見津和野藩亀井家屋敷跡遺跡(No.156)の四か所の他、青山墓地で中期後葉の壺形土器(95頁)が出土しており、その推定位置が港区No.2遺跡に相応する。また、明治大学博物館所蔵の中期中葉の壺形土器(93頁)が芝公園出土とされているが詳細は不明である。
 遺構は伊皿子貝塚遺跡で方形周溝墓二基が発見されているのみで、他の三遺跡はいずれも包蔵地である。