口絵
ごあいさつ …… 1
刊行のことば …… 3
凡例 …… 6
旧国名・現都道府県名対照表 …… 7
目次 …… 8
第四章 町人地・百姓地 …… 15
第一節 町の営み …… 16
一 町人地の特徴 …… 16
二 町運営の実態 …… 22
三 町の財政 …… 31
四 名主の諸相 …… 39
コラム 名主の見た幕末維新 …… 50
第二節 町屋敷を持つ …… 52
一 町屋敷と地主 …… 52
二 沽券図を読み解く …… 55
三 武家の地主 …… 68
四 地主の町屋敷経営 …… 75
第三節 庶民の世界 …… 92
一 町の住民 …… 92
二 人別帳を読む…… 94
三 寺院境内図を読み解く …… 103
四 門前町に暮らす …… 108
コラム 撮影された門前町の街並み …… 122
第四節 商工業の賑わい …… 126
一 商工名鑑・地誌からみる港区域の生業 …… 126
二 大店三井家の芝口への進出 …… 130
三 海辺の生業 …… 135
四 引札・商標からみる庶民の小営業 …… 146
五 武家地のなかの町場-久保町とその周辺 …… 152
コラム 熊本藩細川家の出入職人 …… 158
第五節 百姓地 …… 162
一 港区域のなかの百姓地 …… 162
二 百姓地の生業 …… 165
三 百姓地の暮らしと広域組合 …… 170
第六節 発掘された町屋跡 …… 179
一 考古学でみる暮らしの諸相 …… 179
二 考古学でみる町人の仕事 …… 187
第五章 文化 …… 199
第一節 浮世絵を産む「場」としての芝界隈 …… 200
一 芝神明宮境内と山崎女龍 …… 201
二 歌川派の「聖地」、芝神明前 …… 203
三 絵草紙屋の町、芝神明前 …… 208
四 芝神明前の版元と錦絵の主題 …… 212
五 和泉屋市兵衛の活動 …… 217
第二節 年中行事と祭礼 …… 221
一 江戸の年中行事 …… 221
二 赤坂氷川祭 …… 233
三 麻布氷川祭 …… 238
四 芝神明宮だらだら祭 …… 244
第三節 信仰と行楽 …… 247
一 寺社参詣と名所、景物 …… 247
二 願掛けと講 …… 260
三 絵馬の奉納 …… 266
四 盛り場の賑わい …… 270
コラム 滞在者がみた江戸 …… 279
第四節 寺社の興行 …… 284
一 寺社経営と勧化 …… 284
二 開帳 …… 289
三 富くじ …… 294
第五節 港区域の教育社会 …… 302
第六章 幕末 …… 315
第一節 江戸湾防備と内海台場 …… 316
一 台場と海防 …… 318
二 ペリ-来航、江戸と近郊地域の臨時警備体制 …… 320
三 内海台場普請御用掛の体制 …… 324
四 構築資材の調達と地域社会への負担 …… 330
コラムA 発掘された第一、第五台場 …… 336
五 内海台場の警備体制と大名屋敷の利用変化 …… 340
コラムB 長州藩の江戸湾防備と麻布下屋敷 …… 343
第二節 幕末の外国公館 …… 346
一 修好通商条約の締結 …… 347
二 外国公館の開設と地域 …… 350
三 外国人襲撃事件と警備 …… 356
四 外国公館と開かれる江戸 …… 362
図版一覧 …… 370
協力者・協力機関 …… 373
監修者・執筆者一覧 …… 374
関係者一覧 …… 376
〈近世 上巻〉
序 章 近世の港区域
第一節 近世の港区域と本書のねらい
第二節 近世遺跡の概要
第一章 都市開発と災害
第一節 初期の都市開発
第二節 考古学で見る町づくり
第三節 人為的自然と災害
第二章 武家地
第一節 大名屋敷
第二節 旗本・御家人屋敷
第三節 愛宕下地域の旗本・御家人屋敷地
第四節 赤坂の武家地について
第五節 発掘された武家屋敷跡
第三章 寺社地
第一節 近世の宗教
第二節 寺院の組織と制度
第三節 増上寺
第四節 神社の社会的展開
第五節 港区の近世寺社建築
第六節 発掘された寺院跡