「港区基本計画―やわらかな生活都心 住みつづけられるまち・港区」の策定

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基本構想が示す将来像の実現を目的として、平成三年五月「港区基本計画――やわらかな生活都心 住みつづけられるまち・港区」が策定された。策定にあたっては、区民の意見や要望を反映するために「広報みなと」を通じたアンケート、「港区世論調査」「区民の声を聞く会」「区政モニターアンケート」などに寄せられた意見・要望を活用したことが特徴的であった。
基本計画の課題には、定住まちづくりの推進、高齢社会を支える新たな福祉の仕組みの創設、いきいきとした都心コミュニティの形成、国際化・高度情報化への対応の四つが挙げられ、これらを解決するため、表2-2-1-1のとおり三つの重点分野、八つの基本政策、三五の政策分野(「実現のために」の三政策分野を含む)が示された。  (名取良太)

表2-2-1-1 港区基本計画(平成3~10年度)における重点分野・基本政策・政策分野