目次
/
第二章 港区政七〇年のあゆみ
/
第二節 人口減少と財政危機
/
第三項 新たな課題への対応
「港区基本計画(平成七~一四年度)」の策定
130 ~ 130 / 403ページ
前計画策定から四年が経過し、定住人口確保対策に加え、急速に進む少子高齢化を背景とした地域福祉の基盤づくりと健康づくりへの施策、環境への負荷を低減するための省資源・リサイクル施策など、計画策定時の想定を超える新たな課題や緊急の課題に応える必要が生じてきた。そこで平成七年(一九九五)、港区は港区基本計画(平成七〜一四年度)を策定した。また本計画は、平成一二年四月の実現を目指す都区制度改革へ適切に対応することや、計画期間中に迎える区政五〇周年とも関連させることが企図された。
本計画の特徴は、それまでの三つの重点分野を基礎としつつ、区政が抱える多くの課題の中から、表2-2-3-1の五項目を基本計画の「未来を展望した課題」と位置付けたことである。
表2-2-3-1 港区基本計画(平成7〜14年度)における課題と事業計画