港区は、平成三年二月に郵政省が推進している「テレトピア構想」(二一世紀の高度情報社会に備えて進められている未来型コミュニケーション都市構想)のモデル都市として指定を受けた。これは、CATV(ケーブルテレビジョン)をはじめ、パソコン通信、データ通信など、ニューメディアを用いて総合的に地域社会の振興を図ることを目的としたもので、ケーブルネットワークコミュニケーションシステム、学習情報バックアップシステムなど七種のシステムと一一のサブシステムの推進により、地域高度情報社会を創り、「住みつづけられるまち・港区」の実現を目指すとした。