誰もが誇りに思えるまち・港区―「港区基本計画(平成一八~二〇年度)」の策定

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本基本計画が目指すのは「区民の誰もが誇りに思えるまち、港区」とされ、その実現に向け、「地域の個性の尊重」「区民参画による施策づくり」「多様な主体との協働の推進」という三つの基本姿勢が示された。そして、これを実践するために、「区民に身近な総合支所の機能強化」「地域のニーズを区政に反映させるシステムの確立」「区民との協働による地域の課題解決」に取り組むことが掲げられた。
そして本計画において最も重要なのが、新たに重点的に取り組む一〇の課題を挙げたこと、そしてそのすべてに「地域」という文言が含まれたことである(表2-3-3-2)。すなわち今後の港区政は、総合支所を中心に、区民参画と協働を得ながら進めていくことが基本計画に盛り込まれたのである。そして、このことが次期計画における地区版計画書の策定につながることになる。

表2-3-3-2 港区基本計画 (平成18~20年度)における政策課題と事業計画