平成二六年一月の「子どもの貧困対策の推進に関する法律」施行を受けて、経済的問題だけでなく、家庭環境等において様々な問題を抱える家庭・子どもに対しても積極的に支援することとし、同二九年度からは、「港区子どもの未来応援施策」として新たな事業が開始された。ここでは、「生活環境の安定の支援」として高校生不登校への支援など、「経済的安定の支援」として、保護者に対する就労の支援、ひとり親家庭の生活支援および経済的支援の充実など、「地域で子どもの未来を応援する体制の整備」として、子どもの孤食解消と保護者支援などの施策を展開した。