区民一人ひとりが誇りに思える成熟した国際都市を目指して―「港区基本計画(平成二七~三二年度)」の策定

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港区基本計画(平成二七~三二年度)では、「区役所・支所改革」や「参画と協働」により築いてきた区民や地域との強固な信頼関係を生かしつつ、様々な地域資源や民間活力等も効果的に活用して、夢と希望に満ち、多様な人や文化が共生する「区民一人ひとりが誇りに思える成熟した国際都市」を目指すこととされた。
本計画では、令和二年度(二〇二〇年度)の港区を見据えて優先的・重点的に取り組む五つの課題を、分野別の体系を横断する重点課題として位置付けた。具体的には、①大幅な人口増加を見据えた行政サービスの充実、②「参画と協働」の取組の充実、③想定される危機に対する「安全・安心」の強化、④「環境と都市機能」のバランスのとれたまちづくりの推進、⑤「二〇二〇年東京オリンピック・パラリンピック競技大会」を見据えたまちづくりの推進の五課題である。
これら重点課題に対応して、認定こども園の実施、地域の歴史的・文化的資源の活用、区有施設の特定天井等の耐震化対策、区有施設の緑化の推進、自転車走行空間整備の推進等が新規事業として計画されている。