エコプラザ

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区民の地域の環境と地球規模の環境問題への理解が欠かせないことから、環境問題に興味を持ち、考え、行動するために、環境全般の情報・学習・交流の拠点・場としてエコプラザが開設された。エコプラザは、日本初の文部省認可小学校で平成三年三月に閉校となった旧港区立鞆絵(ともえ)小学校(虎ノ門三丁目。現在の港区立みなと科学館ほか)の旧校舎の一部を利用し、平成七年六月二〇日に暫定的にオープンした。エコプラザでは、さき布織りや紙すき、子ども環境セミナーなど、環境の保全に関して、普及啓発、情報の提供、人材の育成・支援・学習、団体間の交流・連携のための様々な事業が実施された。
このほか、昭和五五年から環境保全への意識を高め、環境に配慮したライフスタイルの実践を広く呼びかける「エコライフ・フェアMINATO」を実施、平成四年からは区内公私立小・中学校に呼びかけ、環境に関する自主研究を募集し、優秀作品をエコプラザおよび区立小・中学校で展示している。  (白川展之)