新エコプラザ

225 ~ 226 / 407ページ
平成二〇年六月一日には、公の施設の管理・運営を包括的に代行させる指定管理者制度を導入し、区民、事業者、NPO、行政が協働して、多様な環境保全活動を継続的に進めるための拠点として新エコプラザ(浜松町一丁目。港区特定公共賃貸住宅シティハイツ神明と合築)が開館した。 
新エコプラザは、民間事業者等が持つノウハウやアイデア、専門性などを活用し、「CO2フリー」「オーガニック」「森づくり」という三つのテーマをもとにセミナーやワークショップ、イベントなどを通じ、環境問題に関する多彩な情報発信を行っている。例えば、オープニングセレモニーでは、パネリストとして、ワンガリ・マータイ氏、宮脇昭氏、安藤忠雄氏を招き、トークライブ「なぜ私たちは森をつくるのか」が開催された。新エコプラザの建設には、みなと区民の森の間伐材が床や天井、壁面に内装材等としてふんだんに使われた。

(上)図8-3-1-1 間伐材を使用したエコプラザの内装
(下)図8-3-1-2 間伐材でつくられた椅子