〔第一項 各産業の動き〕

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港区は、大別すると、海岸に面した平地と台地とに分かれる。そしてその地形に沿って商工業地帯と住宅地帯を形作り、海岸線には漁業地帯を構成していた。商業は新橋付近を中心として、田村町、三田、麻布十番、赤坂溜池等が主たる地域であり、工業は芝浦、三田四国町を中心とする重工業、古川沿岸を中心とする中小企業の工場群があった。