〔第一項 外国人居住者の増加と国際都市交流の展開〕

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港区は、令和二年(二〇二〇)三月時点の日本人人口二四万五七一人に対して外国人住民数二万五八五人と全体の約7・9%が外国人住民であり、かつ多様な国籍の外国人が集まっているなどの特徴を有する。また、歴史的にも外国との接点が多く、国際都市としての性格を有している。したがって住み、働き、学び、訪れる外国人に対して不安を感じさせないおもてなしと行き届いたサービスを提供し、さらに豊かな国際化を進めていく義務を負っているともいえる。現在も、区内の交通の便利さ(羽田空港、新幹線品川駅とのアクセスの良さ)、都内最多のホテル客室数、マスメディア・先進企業の集積といった利点を生かし、外国人観光客への対応やシティプロモーションを含む、「世界へ開かれた国際都市、港区」を目指す国際化推進の取組を行っている。