ごあいさつ 1
刊行のことば 2
第1章 自 然 Nature
1 総説 10
2 台地と低地 12
3 まちの中の自然 16
4 水辺の自然 20
コラム 〈調べる〉港区の海浜を歩く 24
参考文献 26
第2章 原 始 Primitive period
1 総説 28
2 縄文時代の海辺のすまい・野辺のすまい 30
3 貝塚 34
4 発掘された弥生時代の墓とむら 38
コラム 〈調べる〉港区立郷土歴史館で学ぶ港区の貝塚 42
参考文献 44
第3章 古 代 Ancient period
1 総説 46
2 海を望む地方豪族の墳墓 48
3 発掘された古墳時代のむら 52
4 『更級日記』と古代の道 56
コラム 〈調べる〉先端都市にひそむ古代の息吹 60
参考文献 62
第4章 中 世 Medieval period
1 総説 64
2 荘園と公領—新たな土地制度 66
3 秩父平氏流江戸氏の広がり 70
4 小田原北条領国のなかの港区域 74
5 阿佐布門徒の実像 78
コラム 〈調べる〉足もとの中世の痕跡 82
参考文献 84
第5章 近 世 Early-modern period
1 総説 86
2 低地と海浜部の造成 88
3 玉川上水—インフラ整備と維持管理 92
4 土地に刻まれた災害史 96
5 大名屋敷—閉ざされた空間と開かれた社会関係 100
6 勤番武士の江戸暮らし 104
7 発掘された大名屋敷 108
8 旗本―武士の暮らしと江戸の社会・文化 112
9 増上寺と将軍家霊廟 116
10 墓が語る身分制都市の姿 120
11 神社と祭礼—赤坂氷川社を中心に 124
12 発掘された寺院跡 128
13 町方支配を支えた人びと―町名主と家主 132
14 町の姿を探る 136
15 海と生きる―本芝・金杉の漁師と魚問屋 140
16 芝車町—陸上輸送のプロ集団が住まう町 144
17 町の職人―鋳物師 148
18 品川台場—海上砲台の誕生 152
19 江戸の外国公館―その景観と移り変わり 156
コラム 〈調べる〉港区立郷土歴史館で学ぶ港区の近世史 160
参考文献 162
第6章 近 代 Modern period
1 総説 164
2 東京遷都 166
3 大きく変わる土地利用 170
4 近代初等教育のはじまり 174
5 勝海舟と福澤諭吉 178
6 新橋停車場 182
7 芝・麻布・赤坂区の誕生 186
8 富国強兵と近代工業 190
9 日清戦争と日露戦争 194
10 軍都 198
11 関東大震災 202
12 震災復興とまちの変化 206
13 二・二六事件と防護団 210
14 東京大空襲と隣組防空群 214
コラム 〈調べる〉歴史的建造物でめぐる港区の近代史 218
参考文献 220
第7章 現 代 Contemporary period
1 総説 222
2 戦後真っ先に生まれた新橋の闇市 224
3 港区の誕生 228
4 住民による自主的なまちづくり—六本木の戦災復興土地区画整理事業 232
5 東京タワーとビル・ブーム—1950年代の戦後復興 236
6 東京オリンピックと街並みの変化 240
7 漁業補償と内湾漁業の変化 244
8 芝浦から発信される「都市のイメージ」 248
9 国民人口減少時代の国際生活都市 252
10 歴史的建造物の保護と活用 256
コラム 〈調べる〉1964東京オリンピック聖火リレーコースをたどって 260
参考文献 263
歴史年表 264
本書で取り上げている遺跡の位置 269
港区内の学び舎 270
図版一覧 272
協力機関・協力者 277
監修者・執筆者一覧 278
関係者一覧 278