第4節 水辺の自然

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 台地と低地にまたがる港区には湧水が多く、河川水となって東京湾に流れ出ていました。今では市街地に変貌しましたが、残された堀や公園の池、あるいは古川が陸域の水辺環境を提供しています。一方、どこまでも遠浅の海が広がっていた港区の海は、埋立てと浚渫(しゅんせつ)によって直立護岸となっていますが、親水公園のネットワーク化も進めています。海辺の環境は、お台場海浜公園で人工的に造りだされています。