第2節 海を望む地方豪族の墳墓

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 古墳は、明治時代にいち早く考古学研究の対象となり、港区域では明治31年(1898)に坪井正五郎(つぼいしょうごろう)が芝丸山古墳・円墳群の本格的な発掘調査をおこないました。しかし、その後は考古学的な調査が正式におこなわれたことはほとんどなく、詳細がわからないまま多くが消滅しましたが、現在9か所の遺跡が古墳として認定されています。ここでは、近年の調査で明らかとなった明治・昭和期の記録や、長く公開されなかった遺物から、芝丸山古墳・円墳群を再見します。