伊勢神宮の荘園「飯倉御厨」の鎮守

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図4-2-1 芝大神宮(芝大門一丁目)


 
 「関東のお伊勢さま」と呼ばれ、江戸の産土神(うぶすながみ)として関東一円の信仰を集めてきた芝大神宮(芝大門一丁目)は、平安時代の寛弘2年(1005)の創建と伝えられ、古くは「飯倉神明宮」とか「芝神明宮」と称しました。ここは飯倉御厨という伊勢神宮の荘園であり、当社はこの荘園の鎮守だったのです。
〈→『通史編』原始・古代・中世 「古代」第四章〉