第1節 総説

86 ~ 86 / 278ページ
 落語や歌舞伎、時代劇などでなんとなく近しい存在となっている江戸の人びと。しかしそのイメージははたして近世の巨大城下町江戸に生きた人びとの実像なのでしょうか。本章では、近年大きく進展した江戸の都市社会史の成果をふまえて、江戸時代の港区域に生きた人びとの姿に迫ります。

一立斎広重「東都名所 芝神明増上寺全図」
国立国会図書館デジタルコレクションより転載