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第6章 近代
第2節 東京遷都
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徳川慶喜が大政奉還をおこなったことで、新たな政治の枠組みが生まれました。このことによって、長い江戸の世が終わりを告げ、明治という新しい時代が幕を開けました。薩摩や長州らを中心とした新政府は、江戸から名前を変えた東京を政治の中心として、明治天皇が東行することになりました。ここでは、揺れ動く政局のまっただ中で、江戸から東京へと移りゆくさまについて見ていきます。