第3節 大きく変わる土地利用

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 近代の国づくりにとって、さまざまな制度改革や政府・行政機構の整備とともに、東京遷都とその後のまちづくりが重要な課題でした。新政府は、広い敷地をもつ大名屋敷をはじめとする武家屋敷を収公し、目的に応じた新たな利用の在り方を策定していきました。ここでは、居住地から埋葬地へ劇的に変化した元郡上藩邸を中心に、維新期の土地利用の変化をみていきます。