第7節 芝・麻布・赤坂区の誕生

186 ~ 186 / 278ページ
 江戸から明治になり、地域を治めるしくみも大きく変化を遂げました。江戸時代は幕藩体制のしくみのもと、幕府や各藩、旗本領や寺社領などに分けられていました。明治になると政府のもとで、府県と市町村が整えられていきます。江戸市中も東京となり、東京市に15区が誕生したのは明治11年(1878)のことです。港区域はどのように移り変わっていったのかをみていきましょう。