第8節 富国強兵と近代工業

190 ~ 190 / 278ページ
 日本の近代化を支えた産業革命は、西欧のすすんだ技術を取り入れることからはじまりました。港区域には、明治4年(1871)に工部省赤羽製作所が設置され、外国の技術を取り入れて機械類を生産しました。また、農業や水産業の分野でも研究施設が設けられ、開拓使官園や水産伝習所などが港区域に置かれています。港区域に設置・設立された企業は、どのようなものであったのでしょうか。