目次
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第6章 近代
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第12節 震災復興とまちの変化
今に伝わる芝浦の賑わい
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図6-12-1 港区立伝統文化交流館(区指定有形文化財、芝浦一丁目)
昭和11年(1936)、芝浦花柳界の見番(けんばん)として建築されたこの建物は、旧見番としては都内唯一の木造建築物です。当時の芝浦の賑わいをうかがわせるこの建物は、アジア・太平洋戦争後、港湾労働者のための施設として転用されました。そして、平成21年(2009)に区指定文化財となり、令和2年(2020)に港区の文化施設としてオープンしています。
〈→『通史編』近代 第三章〉