第4節 住民による自主的なまちづくり―六本木の戦災復興土地区画整理事業

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 東京では終戦直後に大規模な戦災復興都市計画が定められ、港区は各地区を結ぶ大規模な道路や土地区画整理事業が計画されました。なかでも六本木では住民により自主的な土地区画整理がおこなわれ注目を集めました。しかし戦災復興計画は大幅に縮小され、六本木でも区画整理への反対運動が起こるなど事業は困難を極めました。その実現過程と現在に与えた影響を見ていきましょう。