第7節 漁業補償と内湾漁業の変化

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 港区の眼前には、東京湾内湾の海域が広がっています。人びとは、この海域を「江戸前の海」と呼び、親しんできました。東京湾内湾は、古来より豊かな漁場で、交通・流通や観光の場としても活用されてきました。最近では環境教育の一環として海苔づくりがおこなわれるなど、さまざまな利用が図られています。ここでは、近代以降の内湾漁業の移り変わりとともに、現在の漁業の姿を紹介します。