まちづくりの骨組み図

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図7-9-1 まちづくりの骨組み図
『港区まちづくりマスタープラン』(2017年)掲載図を一部加工


 
 平成23年(2011)3月以降、「港区防災対策基本条例」「港区防災街づくり整備指針」「港区被災市街地復興整備条例」が矢継ぎ早に制定・改訂され、平成29年(2017)3月に「港区まちづくりマスタープラン」が改訂されました。その骨組みには、土地利用、幹線道路などの旧来の都市インフラに加え、緑や水といった自然を上手に分布させていくことによって事前復興と港区特有の国際性ある街並みの実現を兼ねる意図が窺(うかが)えます。すなわち、海と平行する南北方向の三層からなる港区の地勢に国際生活のインフラを重層させる方法です。それこそが事前復興と都市経済の発展を兼ねる港区独自のまちづくりの骨子です。
〈→『通史編』現代 第七章・第十五章〉