目次
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第7章 現代
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第10節 歴史的建造物の保護と活用
地域を象徴する歴史的建造物の姿
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図7-10-1 公衆衛生院略設計図(部分・加工)
東京都公文書館所蔵
港区立郷土歴史館の建物は、昭和13年(1938)に旧公衆衛生院として建てられた歴史的建造物で、東京帝国大学(現在の東京大学)建築学科教授内田祥三(うちだよしかず)により設計されました。特徴的なその外観は内田ゴシックと呼ばれ、平面形は滑空する鳥を想わせます。鉄骨鉄筋コンクリート造で、高さは38.7m、両翼の端から端までの長さは約80mあります。
〈→『通史編』現代 第十五章〉