泉町二丁目
新鳥見町(しんとりみちょう)
新鳥見町は、西は鳥見町、北は泉町、東は備前町、南は天王町に隣接していた。
安政の城下図に見られる町で、泉町と天王町との間に鳥見町の延長方向東西に新道が開通して出来た町である。
明治六年には第二大区第一小区に、同八年には第一大区第一小区に、同十五年には信願寺町連合村に、同十七年には上市連合村に、同二十二年には水戸市新鳥見町となった。
明治42年の新鳥見町
新鳥見町は、昭和四十二年六月に泉町一丁目、泉町二丁目となった。
荒木町(あらきちょう)
荒木町に隣接する町は、東が五軒町、西が藤坂町、南が泉町、北が裡五軒町となっていた。
この町は、元禄三年(一六九〇)に、里見織部前通りより市川翁助前までを荒木町と改称したものであるが、その歴史的経過ははっきりしない。しかし、泉町の古い町名を荒町(あらまち)、金町の古い町名を木町(きまち)といい、この町がそれらの間にあったことから、荒木町と名付けられたともいわれる。
天保期の荒木町
明治八年には第一大区第一小区に、同十五年には信願寺町連合村に、同十七年には上市連合村に、同二十二年には水戸市荒木町となった。
昭和四年には、この町に井戸の数が六あった。
荒木町は、昭和四十二年六月に泉町二丁目、泉町三丁目となった。