例言

1.本書は茨城県東茨城郡常澄村大串貝塚の発掘調査報告書である。

2.本貝塚の発掘調査は昭和60年8月17日から同年9月4日まで実施した。

3.本貝塚の調査は貝塚の範囲確認を主目的とし、常澄村教育委員会が国庫補助および県費補助を受けて実施した。

4.調査団の組織は次の通りである。
   主 体 者  渡辺 茂昌(教育長)
   団   長  清水 正夫(社会教育課長)
   事 務 局  川井 融顕(社会教育係長)
   調 査 員  川崎 純徳(県立水戸農業高等学校教諭)
   調査補助員  久保田秀雄(村立常澄中学校教諭)
          安島 孝博(村立常澄中学校教諭)
          鈴木 素行(明治大学大学院)
          吹野富美夫(立正大学大学院)

5.遺物整理は川崎・鈴木・吹野がおこない、本書は、「Ⅱ.大串貝塚B1地点の調査」を鈴木が、「Ⅲ.遺物」の「1.土器」と「2.石器」の一部を吹野が、それ以外を川崎が執筆した。

6.本調査および遺物整理については次の方々の協力を得た。
   宮内 良隆(取手市教育委員会)   鴨志田篤二(勝田市教育委員会)
   金子 浩昌(早稲田大学)      高根 信和(茨城県立歴史館)
   佐藤 正好・川井 正一(茨城県教育財団) 小池 裕子(埼玉大学)
   稲田  均・鷲尾 政市・立石 尚之・野口 享治

7.調査および整理参加者は次の通りである。
   吉川寛・宮崎文雄・久保田浩・宮部熊次郎・池田くに・飛田かつ・飛田信子
   桧山とり・大和田照子・伊勢山よし・市毛千恵子・佐々木賀津江・蔀和子

8.遺物はすべて常澄村教育委員会に保管されている。