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第八章 溝状遺構の調査
2 第二号溝状遺構
2 第二号溝状遺構(第一六・三三図,図版第一七)
墳丘南側の防空壕あたりから,ほとんど直線状に西方にのびる浅いもので,第三号溝状遺構の手前で消滅してしまう.大きさは幅1.5~2.5m,最も深いところで23cmを測る.この溝は第三号住居址(古墳時代前期)のZコーナーから南壁の一部を切断して掘り込んでいる.溝の内部からは若干の土師器破片(前・中期)が発見された.