河川・湖沼の水質をみる基準は，公害対策基本法第9条の規定に基づき河川・湖沼の環境基準が定められている。

　水戸市内の主な河川・湖沼の水質の状況はつぎの表の通りである。

河川・湖沼の水質（年度平均値）

　最近，千波湖の水質汚濁が大きな問題となっている。市民が日常生活において不快感を生じない環境基準値（湖沼）は，pHが6.0以上で8.5以下，CODが8パーツパーミリオン（ppm）以下であり，千波湖の水質はかなりこの基準を越えている。汚染の原因としては，湖底のヘドロ・藻類の発生があげられており，それに対する浄化は急がれている。