明治28年の市会内にできた水道調査委員の報告により,前記水道区会条例が成立し,明治33年9月には水戸市水道常設委員会条例も公布された。この条例によって水道常設委員が選任され,5人の委員が決定し,水道改良問題の解決を強力に進めることになった。委員は,のちに市会議員となった赤沼町の吉田弥一郎,市会議員を歴任して当時市参事会員であった本六町目の栗田彦六,市会議員の七軒町居住の亀山佐兵衛,市会副議長で鍛治町居住の臼井義賢そして市会議員で本四町目居住の金子八郎右衛門である。(『下市回顧録』)
3 水道常設委員
明治28年の市会内にできた水道調査委員の報告により,前記水道区会条例が成立し,明治33年9月には水戸市水道常設委員会条例も公布された。この条例によって水道常設委員が選任され,5人の委員が決定し,水道改良問題の解決を強力に進めることになった。委員は,のちに市会議員となった赤沼町の吉田弥一郎,市会議員を歴任して当時市参事会員であった本六町目の栗田彦六,市会議員の七軒町居住の亀山佐兵衛,市会副議長で鍛治町居住の臼井義賢そして市会議員で本四町目居住の金子八郎右衛門である。(『下市回顧録』)