はじめに
目次
一、わが国における近代前の水道
農業充実のために
初めての水道
家康の決断
水道という言葉の起源
日本独自の水道技術
二、 笠原水道の歴史
千波湖湿地帯の埋め立て
歴史アラカルト 新水戸八景に選ばれた備前(びぜん)堀(ぼり)
水戸光圀が築く
知恵と技術を尽した暗渠上水道
一年半で十キロの地下水路導入
設計者平賀保秀について
優れた技術者の登用-領外出身者の活躍
二万五千人の人足と五百五十両の経費
城下発展・下町繁栄のために
三百年の長い歴史―江戸から昭和へ
三、 光圀(義公)と斉昭(烈公)について
徳川光圀(義公)
故郷を愛した光圀―「常州水戸の産なり」
徳川斉昭(烈公)
質素倹約をむねとした斉昭
四、近代水道の発足
歴史アラカルト 文化財に選ばれた低区配水塔
水戸の近代水道
年表
[参考文献・奥付]