七月十一日(木)

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[表]
明治四十年 七月十一日 木 午後十一時―十二時
福岡県京都郡犀川村
  小宮豊隆様
   本郷駒込西片町
   十ロノ七
    夏目金之助


[裏]
其後動静如何当地存外涼気にて例年より凌ぎよし小説脱稿次第北の方へ遊びに行かうかと思ふが。いつ脱稿する事やら分からず。ビハは小供が喜んでたべた。三重吉が時々くる