目次
/
夏目漱石書簡
/
大正3年(1914)
一月十一日(日)
画像の拡大
(画像は原文とテキストの並べ重ねができます)
目録データへ
[表]
大正三年 一月十一日 日 午後零時―一時
芝三田四国町二ノ一
小宮豊隆様
牛込早稲田南町七
夏目金之助
[裏]
カブキハ行ツテモイゝガアンマリ気ハ進マナイ、サウ芝居バカリ見ルノハ鼻ニツク。モシ行ケバ僕一人デス、妻ハ行カナイトイフ。此間ノ奇々怪々タルモノヲ二度見ルト思フトアマリイゝ気もしない。 以上