目録の凡例

 1.本目録は、福岡県立豊津高等学校錦陵同窓会所蔵「小笠原文庫」目録である。
 2.小笠原文庫の現所在地は、寄託先である福岡県京都郡みやこ町豊津1122番地13みやこ町歴史民俗博物館である。
 3.平成17年2月23日付けで福岡県指定有形文化財となった小笠原文庫の数量は、6248冊、528枚、248通、131個、19巻、16点、11幅、5箱、4綴、1袋、1着、1台、1体、1本である。
 4.収録した史(資)料は、大項目としてA:史料、B:漢籍、C:国書に分けた上、それぞれの中で史(資)料の性格・内容にしたがって分類し、項目別に配列した。項目の記号は、AH1b(1)のように英大文字-英大文字-算用数字-英小文字-(算用数字)の順に組み合わせ、項目ごとに必要な桁までを用いた。AH1b(1)の場合は、「A史料」-「H文化と宗教」-「1文化」-「b教育」-「(1)学制と沿革」である。
 5.史(資)料にはA:史料、B:漢籍、C:国書の順に通し番号を付し、史(資)料番号とした。
 6.A:史料の目録には、史(資)料番号、史料名、年次、内容、著者・差出人、受取人、数量、収蔵番号について記載した。B:漢籍およびC:国書の目録には、史(資)料番号、書名、著者名、巻数、巻数備考、冊数、冊数備考、年次、刊・写の区分、総合備考の項目を記載した。
   なお、A:史料の収蔵番号とは、平成3年本会発行「小笠原文庫古文書目録」(旧目録)において史(資)料に付されていた番号である。
 7.内容を補った場合、あるいは推定した部分には(  )を付した。A:史料の史料名は原則として原表題あるいは書き出しを採った。原表題等のないものは、〔  〕を付して仮題を付けた。
 8.A:史料の殆どは、旧目録(平成3年本会発行「小笠原文庫古文書目録」)に収載された史(資)料群であり、今回の調査ではこれを全面的に再調査した。B:漢籍、C:国書は、いずれも今回初めて調査・目録作成を行なったものである。A:史料、B:漢籍、C:国書の目録としての統一性に関しては、今後目録の改訂を行なう中での課題としたい。