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目次
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第一編 歴史の背景としての自然
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第三章 地形
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第一節 豊津町を含む行橋平野の地形
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二 行橋平野の台地
(2) 高位段丘(H2)面
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今川と祓川に挟まれた豊津付近に分布する段丘面で、扇状地として形成され、飯岳地塊列以北にはほとんどみられない。本段丘面は、北および北西方向へ〇・八八度の勾配で傾くが、上流側にあたる南部には風隙の地形が幾つかみられる。また、祓川の上流域にはこの扇状地に相当する河成段丘面が点在する。今川流域にはH2面はみられない。H2面については、次節の豊津町の地形でも述べる。