ビューア該当ページ
目次
/
第一編 歴史の背景としての自然
/
第四章 気候
/
第二節 九州と福岡県の気候区分
/
一 九州の気候区分
〔九州の気候区分〕
45 ~ 45 / 1391ページ
九州の気候は、気温の地域による差が夏は小さく(もちろん、海抜高度による差はある)、冬は大きいという特徴がある。そこで、一月の平均気温六℃、年降水量二〇〇〇ミリメートル、一月の日照時間一五〇時間を基準にすると七気候区に分類される(第18図)。
第18図 九州の気候区分
(福岡管区気象台 1964)
以下、これら七気候区の特徴について述べる。