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〔九州の気候区分〕

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 九州の気候は、気温の地域による差が夏は小さく(もちろん、海抜高度による差はある)、冬は大きいという特徴がある。そこで、一月の平均気温六℃、年降水量二〇〇〇ミリメートル、一月の日照時間一五〇時間を基準にすると七気候区に分類される(第18図)。

第18図 九州の気候区分
(福岡管区気象台 1964)

 以下、これら七気候区の特徴について述べる。