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目次
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第一編 歴史の背景としての自然
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第四章 気候
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第二節 九州と福岡県の気候区分
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一 九州の気候区分
(2) 内海型気候区
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大分県東部と山口県の瀬戸内海に面した地方がこの気候区である。全国的にみれば瀬戸内海型気候区の一部とみられ、年降水量は一四〇〇~一六〇〇ミリメートルで、最も年降水量の少ない地域である。日本海型気候区との大きな違いは、冬季の季節風が弱く、晴れの日が多いことである。