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〔神手(こうで)遺跡〕

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 神手遺跡は祓川によって開析された洪積台地の中流右岸の崖上平坦面で、徳永川の上遺跡の南側に隣接した位置にある。遺跡地は標高三二メートル前後にある。
 周辺の弥生時代の遺跡としては、徳永川の上遺跡(集落と墓地)、源左エ門屋敷遺跡(集落)、呰見遣跡(集落)、カワラケ田遺跡(集落)が確認されている。これらの遺跡は神手遺跡を中心として半径約五〇〇メートルの範囲内に集中している。当遺跡の所在地は大字徳永字神手である。