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若山遺跡

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八景山南麓にあった小さい池の底部に所在した遺跡である。この池は長養池の北西の一部をなすものであったが、県道行橋・山国線(現在の国道四九六号)が建設された際に分断されて池になっていたものと思われる。標高は二九メートル程度である。
 池底には黒色土層がみられ、石庖丁が採集されていることから、住居跡の存在も推定される。