ビューア該当ページ
目次
/
第二編 先史・原史
/
第三章 弥生時代
/
第二節 豊津の弥生時代の遺跡
/
七 その他の遺跡
新村ノ上遺跡
196 ~ 196 / 1391ページ
彦徳甲塚古墳の北西約一五〇メートルで、錦原丘陵上の標高四二メートル程度の西側斜面に位置する。遺跡の存在は町営住宅建設に伴う工事で確認され、約四〇メートル四方の範囲で弥生土器の細片が出土した。当遺跡の南西約一〇〇メートルの沖積平野には今川旧河道があり、湿地帯の水田開発に伴う集落が存在した可能性がある。