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国富池(くにとみいけ)遺跡

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呰見集落内の国富池西岸中央部斜面に位置する遺跡である。表土層下に厚さ五〇~六〇センチメートルの黒色土層が約五〇メートルにわたって南北に走っており、そのなかに遺物を包含する。遺物は弥生土器の甕や壺の底部などのほかに、土師器片や須恵器片がみられる。遺跡の主体は池の西岸から続く水田や畑地にあると思われる。