4号墳は本古墳群中最大で、墳丘は直径一七・三メートルで、高さは石室入口部を基準にして約八・五メートルを計る。内部主体は複室構造の横穴式石室で、玄室が長さ四メートル、幅二・三五メートル、高さ三・三〇メートルで、全長は約一〇メートルである。
6号墳は墳丘が直径一六・五メートルで、高さ約六メートルを計る。石室は前室が発達した複室の横穴石室で、玄室が長さ二・〇五メートル、幅二・二メートル、高さ三・二メートルで、全長は四・八メートルであるが、前面は削平されている。
第25図 八景山山麓古墳群4号墳
八景山(はっけいざん)山麓古墳群