ビューア該当ページ
目次
/
第二編 先史・原史
/
第四章 古墳時代
/
第二節 豊津の古墳
/
七 その他の古墳
三ッ塚古墳群
291 ~ 291 / 1391ページ
祓川東方の広い台地を南西から北東に流れる音無川沿いの丘陵上に位置する古墳群で、航空自衛隊の基地内にある。地名からみて三基からなる古墳群と推測されるが、現在二基が残存する。二基とも墳丘は径約一五メートル、高さ約二メートルで、幅約一・五メートルの周溝がめぐる。石室は単室の横穴式石室で、玄室の規模は1号墳が長さ一・七メートル、幅一・五メートルで、2号墳が長さ二・五メートル、幅一・七メートルである。