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頭無池西古墳群

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頭無池南西の山麓急斜面に位置し、五基が墳裾を接するようにして約三〇メートル四方の狭い範囲に密集する。すべて盗掘されており、特に2号・3号・4号墳は石室も破壊されている。
 1号墳は墳丘が半壊するが推定復原径約九・五メートル、高さ約二・五メートルの円墳である。内部主体は単室の横穴式石室で、玄室が長さ一・七三メートル、幅一・二六メートル、高さ約二メートルで、墓道部が削られている。
 3号墳は本古墳群中最大で、直径約一五メートル、高さ約四メートルを計る。